企業に会計ソフトは必要?会計ソフトを導入する必要性を徹底解説!

2021年1月14日

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個人事業主や経営者なら、会計事務作業に追われたことがあるのではないだろうか。

会計事務作業を社内でやろうとすると非常に大変で、他のタスクに回せる時間がなくなってしまう。とはいえ、税理士に会計作業を依頼するのは高額なコストが掛かる…。

こんな会計作業の問題を解決できるのが「会計ソフト」の導入だ。

本記事では、会計ソフトの基本的な機能や種類を詳しく解説する。また、導入を検討している方におすすめの会計ソフトも紹介するので、ぜひ参考にして頂きたい。

会計ソフトの基本的な機能

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会計ソフトの種類によって実装されている機能は異なるが、基本的に使用できる機能は以下のものが一般的だ。

・領収書をスキャンして自動入力
・会計事務所とデータ共有
・銀行口座やクレジットカードの利用明細の内容を自動入力

それぞれ具体的に解説する。

月次レポートの作成から決算書の作成までほぼ自動で行える

会計ソフトでは、取引を入力することでほぼ自動で月次レポートや決算書の作成ができる。

勘定科目から自動で数値が入力され決算書が作れるものも多く、それにより会計の効率化が期待できる。

また決算書は資金調達や経営分析などに使われる重要な資料なので、手作業によるミスや漏れがなくなるのも魅力だ。

会計事務所とデータ共有

会計事務所と自動的にデータを共有できるのも、代表的な機能のひとつだ。

経営者なら経験があると思うが、決算期は多忙で、依頼している会計事務所とのやりとりがスムーズにいかないことも多い。そんな問題も、会計事務所と自動的にデータをやりとりできると解決する。

したがって、会計ソフトを使いつつ会計事務所にも依頼したい場合も、柔軟に対応が可能なのだ。

銀行口座やクレジットカードの利用明細の内容を自動入力

大半の会計ソフトには、銀行口座やクレジットカードの明細を読み込み、自動入力する機能が実装されている。

これは入出金の管理をするだけではなく、売掛金や買掛金の消込などの細かな記録が可能だ。したがって、「キャッシュフローが大きく、経理担当者を圧迫している」という企業は、会計ソフトを導入するだけで経理の負担を大幅に軽減できる。

また、明細を読み込む際に自動的に仕訳もされるので、会計作業をかなり効率化できるだろう。

会計ソフトを導入する必要性

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そんな会計作業を効率化できる会計ソフトだが、会計ソフトを導入する必要性を解説する。

断言しておくと、税理士に頼らずに会計作業をする場合、会計ソフトの導入は必須だ。

具体的な必要性は以下の項目が挙げられる。

・業務効率が向上する
・会計上のミスが減る
・経営改善

業務効率が向上する

会計ソフトを導入すると、業務効率が格段に向上する。

先ほど解説したように、会計ソフトは領収書や銀行口座の明細を自動で入力してくれる。このような事務作業を経理担当が人力で行っている企業なら、その業務を省けるわけだ。

例えば、役員が接待に行ったとする。従来であればその領収書を経理に渡し、経理が手作業で入力するのが一般的だろう。しかし、会計ソフトを導入すると、役員がその場で会計ソフトに読み込むだけで完了する。今までのように経理に領収書を通さなくても良いのだ。

このように、会計作業を自動化できると、業務効率が上がるのは明白だろう。

会計上のミスが減る

会計ソフトを導入すると、会計上のミスが格段に減る。

どれだけ優秀な経理担当であっても、人間なのでミスはある。しかし、会計ソフトで会計作業を自動化してしまえば、自動で完璧に入力をしてくれる。

経理担当は入力されたデータを後で確認すれば良いだけなので、会計上のミスは格段に減らせるだろう。

経営改善

会計ソフトを導入すると、経営改善に繋がる。

なぜなら、会計作業に関わるコストを最小まで抑えられるからだ。税理士や会計事務所に相談すると、かなり高額な外注費がかかる。また、キャッシュフローが大きい企業であれば、それだけ経理担当の人員も必要だろう。

しかし、会計ソフトを導入すると、これらのコストを最小まで抑えられる。無駄なコストを削減することにより、結果的に経営改善に結びつくのだ。

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会計ソフトには種類がある

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導入すると様々なメリットがある会計ソフトだが、主に3つの種類がある。

それぞれ特徴が異なるので、会計ソフトの導入を検討している方は慎重に選んで頂きたい。

【会計ソフトの種類】
パッケージ会計ソフト
クラウド会計ソフト
ERP

パッケージ会計ソフト

パッケージ会計ソフトは、その名の通り「パッケージ型」の会計ソフトだ。

パッケージ会計ソフトは、パソコンにインストールして使用するのが一般的で、初期費用が必ず発生する。

また、パソコン間でデータ共有をする際には、外部メディアが必要になり、ハードディスクが破損した場合のバックアップも取っておかなければならない。

しかし、パッケージ会計ソフトのメリットは、ネット環境がなくても使用可能である点だ。

オフラインでも全ての機能を使えるほか、ネットに依存しないので動作も安定している場合が多い。

したがって、データ共有や移動の少ない企業に向いているタイプである。

クラウド会計ソフト

クラウド会計ソフトは、最近主流になってきている「オンライン上」で会計ソフトを使用するサービスだ。

アカウントを共有しておけば複数のデバイスで使用できるほか、パソコンにインストールする必要もなく、手軽に利用できる。

また、クラウド会計ソフトは初期費用が安いものが多く、パッケージ会計ソフトよりもリーズナブルに使えるのも魅力的だ。

デメリットを挙げるなら、ネットを必ず経由しなければいけないところだろう。

ネット環境が悪い場所では満足に使用できない可能性があるし、セキュリティ面でのリスクも常について回る。会計ソフトを検討している方は、メリット・デメリットを参考にしながら選んで頂きたい。

ERP

ERPは、大企業向けに作られた(営業・経理・人事)などを総合的に管理できるソフトである。

会計ソフトはERPの中のひとつで、経営上欠かせない業務ソフトを一括で管理できる。

ERPのメリットは、様々なデータを一括管理できる点で、社内での情報共有に長けている点だ。

しかしERPは大企業向けのソフトなので、個人事業主や中小企業は先ほど解説した「パッケージ」「クラウド」のどちらかを検討すると良いだろう。

導入する会計ソフトの選び方

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「どの会計ソフトにもメリットがあるので、どれを選べば良いか分からない」こんな方もいるのではないだろうか。

ここでは、導入する会計ソフトの選び方を解説する。

会計ソフトを選ぶ際は、以下の2点に注意をして検討して頂きたい。

・経理担当者や会社の規模に合っているか
・どれくらいのコストがかけられるか

経理担当者や会社の規模に合っているか

会計ソフトを選ぶ際は、まずは会社の規模や経理担当者が使いこなせるかを考えて欲しい。

例えば全国に支店があるような企業で、各支店ごとに会計作業を行い、それを本社が一括管理しているなら、データ共有が簡単なクラウド型を選択した方が良い。

また、経理担当者の実務レベルは様々なので、経理担当者のレベルに応じた機能・使いやすさを検討するべきである。

どれくらいのコストがかけられるか

会計ソフトを導入するコストによっても、導入できるタイプが異なる。

できるだけコストを抑えたいのであればクラウド型が良い。しかし、自社独自のカスタマイズやセキュリティ面も重視する場合はパッケージ型になる。その場合はクラウド型よりもかなり高額になってしまうので、かけられるコストを検討して頂きたい。

10bookを導入して経理を効率化

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さて、ここまで会計ソフトの機能や選び方を解説した。

本記事を読んで、会計ソフトの導入を検討している方は、ぜひ「10book」を選択して頂きたい。

10bookは、税理士・公認会計士のサポートが受けられるクラウド会計ソフトだ。

10bookの他の会計ソフトにはないメリットは以下のものが挙げられる。

・web面談で操作方法などの説明がある
・月額3,980円から始められる
・税理士・公認会計士によるサポートが受けられる

web面談で操作方法などの説明がある

10bookでは、操作に関する疑問などは「web面談」や「チャット」で随時相談ができる。

会計ソフトは機能面が複雑なことが多く、導入開始直後は操作方法で戸惑ってしまう方もいるだろう。しかし、10bookは手厚いサポート体制で、導入直後から安心して使って頂ける。

「会計ソフトを導入したいけど、使いこなせなかったらどうしよう…」そんな方は、ぜひサポートが万全な10bookを検討して頂きたい。

月額3,980円から始められる

10bookのスタンダードプランは月額3,980円で利用可能だ。

他のクラウド会計ソフトと比べた際に、少し高いと思う方もいるだろう。しかし、10bookには他のソフトにはない機能が充実している。

【スタンダードプランの機能】
・操作はweb面談又はチャットでお問い合わせ
・税務申告書の作成 年3回まで
・固定資産台帳の作成 10資産登録まで
・税理士・公認会計士による簡易チェック
・持続化給付金申請無料サポート

このような機能が実装されており月額3,980円で使えるのは、非常にお得と言っても過言ではない。

また、機能は少し制限されるが、10bookにはフリープランも用意している。「会計ソフトを一度試してみたい」という方は、そちらのフリープランから始めるのも良いだろう。

税理士・公認会計士によるサポートが受けられる

10bookのスタンダードプランは、税理士や公認会計士による簡易チェック付きだ。

税理士や公認会計士に会計業務を依頼すると、外注費はかなり高額になってしまう。しかし、普通なら高額な税理士や公認会計士によるチェックを、10bookなら月額3,980円で受けられる。

これにより、会計業務で発生する外注費用を最小限にまで抑えられるのは明白だろう。

まとめ:会計ソフトを導入して経営改善

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今回は、会計ソフトの機能や種類を解説した。

おさらいすると、

・会計ソフトを導入すると、会計業務をほとんど自動化できる
・会計ソフトには、「パッケージ」「クラウド」「ERP」の3種類がある
・自社の規模やコストに応じて会計ソフトを検討する

会計ソフトを導入すると、業務を効率化でき、経営改善に繋がるだろう。

本記事を読んでいる方は、ぜひ会計ソフトの導入を検討して頂きたい。

監修税理士・公認会計士からのコメント

会計ソフトを導入することで、業務効率が格段に上がります。会計の自動化により経理担当者の負担軽減や外注費削減が期待できるでしょう。中でも税理士・公認会計士のサポートを受けられる「10book」は月額3,980円から始められ、一度会計ソフトを試してみたいという方におすすめです。

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2021年1月14日10book操作マニュアル

Posted by taxtech-editor