Webマーケティングコンサルでの起業はあり?なし? ビジネスモデルも解説!

2020年9月6日

この記事を読むのに必要な時間は約 9 分です。

今や誰もがスマホやパソコンで情報収集するこの時代。消費者の購買活動でも、欲しい商品の情報を検索したり他の商品と比較したりと、Webは欠かせないものとなった。そんな時代背景から、Webマーケティングコンサル市場もどんどん拡大し続けている。今回は、Webマーケティングコンサル領域で起業を考えている方に向けて、Webマーケコンサルに必要なスキルや具体的な起業までの道のりなどをまとめていく。

本記事を読むメリット

  • webマーケティングコンサルでの起業のやり方が完璧に把握できる

webマーケティングコンサルのビジネスモデルとは?

そもそもWebマーケティングとは、SEO、リスティング広告、SNSマーケティング、コンテンツマーケティングなどのWebツールを用いて、集客や商品・サービスの認知拡大を行うことである。以前はテレビCMや新聞などがマーケティングの主流であったが、今やWebマーケティングは集客に欠かせない。例えばSNSだと、一つの投稿が「バズ」を起こして多くの人に拡散されれば、売り込みを行わなくても自動的に商品・サービスを広めてくれる。

Wevマーケティングコンサルでは、クライアントの状況や目標に合わせてWebマーケティングの戦略を練り、試作をサポートする。Webマーケティングはどの企業でも求められる専門スキルであり、かつ企業と業務委託契約を結ぶことで長期的なスパンで収入を維持しやすい。最低限パソコンとインターネットさえあれば始められる事業なので初期投資が少なく済み、リスクの少ない「スモールスタート」が可能なビジネスモデルである。

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起業は法人ではなく、フリーランスから始めるのがおすすめ!

Webマーケティングコンサル事業で起業するには、大きく分けて法人とフリーランスの2つの方法がある。今から起業するなら、おすすめはフリーランスから始めることだ。フリーランスはいわゆる「個人事業主」と呼ばれる形態で、法人との違いは、設立するための手続きと税金、社会的信用だ。

会社を設立するためには「法人登記」という手続きが必要だ。そして法人設立届出書、給与支払い事務所等の解説届出書、棚卸資産の評価方法の届出書など、税務署にさまざまな書類を提出しなければならない。地方自治体や年金事務所への届出も必要となる。一方、個人事業主だと簡単な開業届を税務署に提出するだけで手続きが済む

法人は経費にできる項目がグッと増えるため節税には有利だが、法人税や住民税の負担は増える。売り上げが少ない独立初期は、フリーランスから始めた方が結果的に税金が少なくなる可能性が高い。法人にすると会社としての信用度は増すものの、独立したてなら余計な手間がかからず、本業の売り上げを伸ばすことに専念できるフリーランスがおすすめだ。

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webマーケティングコンサルの起業に必要なスキルは?

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では、Webマーケティングコンサル事業で起業するためにはどのようなスキルが必要になるのか。具体的に解説していく。

Webマーケティングスキル

Webマーケティングコンサルは、SEOやSNSマーケティング、コンテンツマーケティング、リスティング広告など、Webマーケティングに関する幅広い知識を持っている必要がある。Webに関する知識が多ければ多いほど、クライアントに合わせてスムーズに施策を行いやすくなる。Webマーケティングのスキルを磨くには、Web代理店にコンサルタントとして務めるのが主流である。未経験からWeb代理店への就職や起業を目指すなら、自分でオウンドメディアやSNSアカウントを作成し運用することで、基礎的なWeb知識をインプットする方法もある。

コミュニケーションスキル

クライアントは自分たちの売り上げが上がらない理由や抱えている問題点が理解していない場合が多い。クライアントに代わって悩みや問題を発見し、それを解決する。そして商品・サービスの魅力を見つけ、ターゲット層に効果的な方法で届けていくのが、Webマーケティングコンサルの仕事である。クライアントとの良好な関係が築けていなければ、クライアントの本質的な問題点には辿り着けない。コンサルにおいてクライアントへの丁寧なヒアリングはとても重要であり、コミュニケーションは必須スキルなのである。

論理的思考

クライアントの本質的な問題が明確になったところで、論理的思考がなければ売り上げアップはできない。論理的思考とは問題解決に向けて因果関係を整理して、筋道を立てて考えていくこと。問題解決のために、具体的な戦略やスケジュールを立てて、短いスパンでPDCAサイクルを回し軌道修正していく論理的思考は、Webマーケティングコンサルにおいて必要不可欠である。

Webマーケティングコンサルでは、あらゆる場面でこの論理的思考が必要とされる。例えばクライアントに現状の報告をするときも、レポートに書いてある内容をただ読むだけでは正しく伝わらない。結論から筋道を立てて説明することで、今がどのような状況で、なぜこのタイミングでこの施策が必要なのか、きちんとクライアントに納得してもらえる。

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webマーケティングコンサルでの起業するには

ここではwebマーケティングコンサルで起業するために必要な準備について解説していく。

目的を明確にする

起業を検討している人の中には、「今勤めている会社に不満がある」「とにかく起業することが目標」という方もいるかもしれない。しかし起業はあくまで手段であり、大切なのは起業した先に何がしたいかである。独立すると勤務時間や仕事内容は基本的には自分で決められるが、時間や上司に縛られない分、モチベーションを維持することは難しい。だからこそ起業前に、何のために起業するのか目的を明確にしておかなければならない。大きな目標と、今の自分にでも達成できそうな小さな目標の2つを立てておくと、モチベーションの維持につながる。

方向性を決める

Webマーケティングと言っても、その施策は多岐に渡る。もちろんオールマイティーに知識を身に着けておくに越したことは無いが、何か一つでもずば抜けて得意なものがあると他社と差別化しやすい。起業の目的を明確にした上で、そのためにはどのスキルを伸ばしていけば良いかを検討しよう。

常に新しい情報をインプットする

Webマーケティングは、どんどんトレンドが移り変わっていく業界である。世間のトレンドやニーズを敏感に察知し、それに対応していくためには、常に新しい情報をインプットし続ける必要がある。そしてインプットした情報から、サイトやSNSの更新内容、デザインなどに反映していく。世間で話題になっているニュースや、流行っているアプリ、サービスなど、日頃から多方面にアンテナを張り、時代に即したマーケティングを行えるようにしていかなければならない。

起業の具体的な流れについては、以下の記事も参考にしてほしい。

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まとめ

今回は、Webマーケコンサルに必要なスキルや具体的な起業までの道のりなどをご紹介した。クライアントに寄り添い、WebサイトやSEOなどを用いて売り上げアップを実現するWebマーケティングコンサルは、今やどの分野でも必要とされる存在だ。スキルさえ身に着ければ、活躍の場は幅広くある。パソコンとインターネットさえあればスモールスタートで起業できるので、初期投資をあまりできない人にもおすすめのビジネスモデルだ。

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