創業初期こそやるべき!【企業のyoutube活用方法】まとめ

2020年6月30日

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近年、急速に普及した動画コンテンツ。中でもYoutubeは日に日に盛り上がりを見せ、「Youtuber」という職業まで登場した。この流れに乗り、企業でもYoutubeチャンネルを作り商品やサービスをユーザーにアピールするマーケティングが注目を集めている。今回は、企業でYoutubeを活用する方法について詳しく解説していく。

本記事を読むメリット

  • 無料で効果的なマーケティングができるyoutubeの活用方法を理解できる
  • 他のどんなマーケティングとシナジーがあるのかも網羅的に把握できる

今企業が活用すべきyoutubeチャンネルとは?

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すでに人々の暮らしに身近な存在となったYoutube。TwitterやInstagramなどのSNSのように、今後ますます勢いを増していくことが予想される。Youtubeの動画コンテンツは、テキストや画像に比べると圧倒的に多い情報量を短時間で伝えられる。商品やサービスに興味をもってもらう手段としては、とても効果的である。コメント欄でユーザーとコミュニケーションをとることも可能なので、企業をより身近に感じてもらうきっかけにもなる。

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youtubeチャンネル法人の成功事例

Youtubeチャンネルでどのような成果が期待できるのか疑問に思っている方も多いだろう。ここでは、Youtubeチャンネル法人としての成功事例をご紹介する。

PopteenTV

ティーンエイジャーを中心に根強い人気のあるファッション雑誌「Popteen」によるYoutubeチャンネル。POPモデルたちのオフショット動画や誌面連動企画を毎月配信することで、雑誌の購買意欲向上を狙う。100万再生を記録した動画も複数あり、認知の拡大にも役立っている。

https://www.youtube.com/user/PopteenTV

美容室LIPPS【リップス】

原宿、表参道、銀座、吉祥寺、二子玉川、大宮にある「美容室LIPPS」のYouTubeチャンネル。自社のアピールだけにとどまらず、「【リアル5分スタイリング】アイロンなしガチセット!!」シリーズなど視聴者にとって本当に役立つ情報を配信している。結果的に認知の拡大、ファンを増やすことに成功している。

https://www.youtube.com/channel/UCJm7f2aOCO30dckqtG8JXxw

北欧、暮らしの道具店

クラシコムが運営する「北欧、暮らしの道具店」のYoutubeチャンネル。YoutubeだけでなくSNS運用全般に優れており、商品そのものではなく、ターゲット層に刺さるライフスタイルをまるごと提案するコンテンツコミュニケーションを重要視している。Youtubeではショートドラマやルーティーン動画などを通して、ユーザーの購買意欲を高めている。

https://www.youtube.com/user/infohokuohkurashi

経営者がインフルエンサーになる時代

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インフルエンサーとは、特定の専門分野におけるプロフェッショナルのことを指す。インターネットで誰でも気軽に情報を発信できるようになった今、フォロワーが多い人や有名人などの発信は、購買行動に対して強い影響力を持つ。この動きを利用したマーケティングが「インフルエンサーマーケティング」である。外部のインフルエンサーに依頼しても良いが、経営者自身がインフルエンサーになれたら、余計なコストをかけずに自社の商品やサービスをアピールできる。

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SNSマーケと企業youtubeのコンボを決める

SNSは若者にとってはメインの情報収集ツールであり、SNSしか見ない層にとってはとても効果的である。YouTube動画は、TwitterやFaceookなどあらゆる媒体と連携して簡単にシェアできる。SNSは特に拡散力が強いので、コンテンツの内容やタイミング次第で一気に広がり、いわゆる「バズる」現象が起きる。SNSマーケと企業Youtubeを組み合わせて活用することで、幅広い層にリーチできてシナジー効果が期待できる。

SEO対策にも一役買う企業youtubeアカウント

Youtubeは、SEO対策にも効果的である。2018年6月より、Googleは検索デスクトップに動画カルーセルを実装させた。これにより、検索ユーザーは求めている解凍を動画コンテンツから見つけ出すことも可能となった。視覚的なインパクトを与え、かつ再生のために一定の時間を有する動画コンテンツは、検索ユーザーのサイト滞在時間を長くできる。自社サイトの中にサイトコンテンツと関連性の高いYoutube動画を組み込むことで、結果的にSEO対策に結びつく。

youtubeチャンネルの導入方法

いざYoutubeチャンネルを始めようと思っても、何から始めたらよいか分かりづらい。ここでは、Youtubeチャンネルの導入方法について解説していく。

1.コンセプトや目的を明確にする

Youtubeにはたくさんの動画があるので、闇雲に動画をアップロードしてもその中に埋もれてしまう。まずはコンセプトや目的を明確にして、どのように活用していくかを定めるのが大切だ。その上で、どのような企画、コンテンツが必要かを検討していく。

2.ユーザーに求められる情報を提供する

企業のYoutubeチャンネルでも、企業や商品のアピール動画ばかりはNG。どれだけアピールしても、視聴者がいなければ意味がない。見てほしいターゲット層が求めている情報を提供することが重要だ。情報として有益なもの、エンタメ性があり楽しめるものなど、ユーザーに「見たい」と思ってもらえる動画を配信しよう。

3.人気のYoutube動画を研究する

企業のYoutubeというとテレビCMのようなものをイメージする方も多いだろう。テレビCMとYoutubeは全くジャンルが異なる。関連動画に表示されるようなタイトル付けや一目で内容が伝わるようなサムネイル、動画冒頭で離脱されないための引き込みなど、YouTubeならではの工夫が必要となる。人気のYoutube動画を研究して特徴を押さえ、Youtubeに最適化した動画を作成しなければならない。

まとめ

今回は、企業でYoutubeを活用する方法について詳しく解説した。これからさらに盛り上がっていくことが予想されるYoutube。ローコストでレバレッジの効くマーケティング施策で、かつ他のマーケティング施策ともシナジー効果を発揮する。いずれどの企業も取り組みだすことを考えると、早い内に始めたほうが得策だ。

2020年6月30日経営のオンライン化