今から起業するならコンサルタントがおすすめ!メリットと集客の方法も解説
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「起業をしたいけど、何をしていいかわからない…」
このように、どのビジネスで起業をするのか悩んでいる人も多いのではないか。今の時代、起業の選択肢が多い分、それだけ悩んでしまうものだ。
そこでおすすめしたいのが「コンサルタント」
コンサルタントは、相手が持っている課題を解決していく職業である。コンサルタントには、どのようなメリットがあり、仕事を獲得していくのか気になるところだ。
そこで当記事では、コンサルタントのメリットと起業後の流れについて解説する。
目次
起業するならコンサルタントがおすすめ
コンサルタントには、大きく4つのメリットがある。
それぞれのメリットについて解説していこう。
メリット1:ジャンルが幅広い
1つ目のメリットは、「ジャンルが幅広い」ことである。
コンサルタントは、どのジャンルのコンサルタントにするのかを自分の好きに選べるため、得意分野を活かせる職業だ。
たとえば、食事指導やトレーニングが得意であればダイエットコンサルタント、ITに関しての経験があればITコンサルタント、Webマーケティングに詳しければWebマーケティングコンサルタントを目指せる。
今までの経験を活かしていきたい、という方はコンサルタントがおすすめだ。
メリット2:利益率が高い
2つ目のメリットは、利益率が高いことだ。
コンサルタントは、対象のお客さんとパソコンさえ持っていれば事業ができるため、発生した収益をほとんど得られる。しかも、初期費用はゼロで、在庫等も必要ないため最小限の費用ではじめられるのだ。
たとえば、ダイエットコンサルタントをしたとしよう。まずは相手の基本情報をヒアリングし、その後食事指導やトレーニングについてアドバイスしていく。特別な道具を使わず、言葉だけで伝えるため余計な経費はかからない。
起業をする上で、利益率が高いのは非常にメリットだ。
メリット3:継続して収益を得られる
3つ目のメリットは、継続して収益を得られることだ。
コンサルタントは、契約期間が数ヶ月であるのがほとんどのため、毎月定期的に報酬を得られる。なぜなら、ヒアリングからはじまり実際の解決まで並走していくため、長いスパンで取り組んでいく必要があるからだ。
具体的には、ヒアリングをして現状を把握し、現状の課題点を洗い出す。その後、課題点に対する解決策を提示し、実践していくことで目標の達成を目指していく。
メリット4:資格が不要
4つ目のメリットは、資格が不要なことだ。
「今日からコンサルタントになります」と宣言をした段階で、誰でもコンサルタントになれる。その後、コンサルタントとして活動していくためには、得意分野や人脈が必要だ。
コンサルタントで起業後の集客方法
コンサルタントとして活動するには、集客が必須である。集客ができなければお客様を獲得できないため、コンサルタントの仕事もできない。
おすすめの集客方法は下記の通りだ。
- 友人や知人から探す
- SNS上で探す
- ブログやYouTubeで情報発信をする
- セミナーを開く
それぞれ解説していこう。
人脈を活用する
最もおすすめなのが、身の回りにいる人や紹介でコンサル相手を見つけることだ。
なぜなら、実績がゼロだとしても人脈があることから仕事を紹介されやすいからである。紹介された仕事をこなしていくうちに実績が積み重なっていき、さらに依頼される仕事が増えていくだろう。
とくに起業したての頃は、人脈を活用して仕事をこなしていくのをおすすめする。
SNS上で探す
次に、SNS上で見つけるのもおすすめだ。
SNSでは、コンサルタント募集中という投稿があるので、直接連絡をとって仕事を獲得していこう。
たとえば、Twitterの検索欄で「コンサルタント 募集」と打ち込んで検索をすると、コンサルタントを募集している人がヒットする。そこでヒットしたアカウントに対して、DMを送ったりリプライを送って営業をしていくのだ。
今の時代は、直接営業をするのも難しくなってきているため、SNSを活用した営業は非常に効果的だろう。
ブログやYouTubeで情報発信をする
自ら情報発信をしていくのもアリだ。
昨今、自ら情報発信をできる媒体が増えている。起業をするなら、こういった情報発信は積極的にしていくべきだ。
たとえば、ブログやYouTubeでの情報発信が効果的である。内容は、自分がコンサルタントをしようと思っているジャンルの専門知識がいいだろう。情報を見た人が、「この人はここまで専門知識があるし、仕事の依頼してみようかな」と仕事の依頼をしてくれることも。
アウトプットは自分自身の成長にもつながるため、やって損はないだろう。集客につながるWebマーケティングの方法については、下記の記事を参考にしてほしい。
セミナーを開催する
セミナーは、多くの人を相手にできるため、集客が見込めるだろう。最近は、オフラインでの開催が厳しいため、オンラインを活用したセミナーがおすすめだ。
セミナーを開く場合は、
- ブログやSNSでセミナーを告知し、Zoomなどの会議ツールを使っておこなう
- YouTubeなどでライブ放送としてセミナーを実施する
などの方法が有効だろう。
コンサルタントで起業する際の注意点
コンサルタントで起業する場合、事前に決めておくべき注意点がいくつかある。
ここでは、それぞれの注意点を解説しよう。
ターゲットを明確に
1つ目は、ターゲットを明確にすることだ。
コンサルタントを売り出すときに、初心者向けなのか経験者向けなのかによって発信する内容が大きく異なってくる。
たとえば、セミナーを開こうと思ってもどちらをターゲットにするのかによって大きく変わる。金融関係のコンサルタントであれば、初心者に向けた資産形成の方法を、経験者に対しては企業分析といった専門的な内容となる。
これからコンサルタントをはじめる人は、どのターゲット層に向けてやっていくのかを明確にしてからはじめよう。
自分がプロダクトである自覚をもつ
コンサルタントをすることは、自分自身が製品となって売り出していかなければならない。自分に魅力があれば、多くの顧客を惹きつけることにつながる。
プロダクトとしての価値を高めるには、以下の方法がおすすめだ。
- ホームページを作る
- 実績を載せる
- SNSで情報発信をする
とくに、今の時代であればSNSでの情報発信は非常に強力な武器となる。SNS経由での仕事の依頼も期待できるため、起業と同時にはじめるのをおすすめする。
他との差別化を図る
コンサルタントを志すのであれば、他のコンサルタントとの差別化は必須だ。
昨今、起業や副業がブームとなったことで、似たジャンルのコンサルタントが増えている。コンサルタントとしてやっていくためには、多くのライバルの中から勝ち抜かなければならない。
差別化を図るためには、一つのジャンルで勝負するのではなく、他のジャンルや自分だけの要素を組み合わせることでオリジナリティを出せるだろう。
たとえば、ただのダイエットコンサルタントを名乗るのではなく「100kgの体重から40kgまで痩せたノウハウを教えます」と過去の経験を押し出すことで、強く差別化ができるのだ。
差別化を図ることで、自分だけが提供できる特別感を出せるので、結果的に集客にもつながるだろう。
まとめ:自分の得意分野でコンサルタントをしよう
起業を考えている人は、自分の得意分野を仕事にできるコンサルタントがおすすめだ。
コンサルタントとして固定客がつけば、毎月安定した収益を得られるだろう。もし、脱サラをして起業を考えている人は下記の記事を参考にしてほしい。
まずは自分の得意なことを洗い出し、他と差別化が図れるジャンルでコンサルタントとしての起業をはじめてみよう。
監修税理士・公認会計士からのコメント
コンサルタントでの起業は、自分の得意分野を活かせるチャンスです。そのためにも、自分自身の情報発信は積極的におこなうのが重要。まずは、身の回りにいる身近な人の課題を解決することからはじめてみましょう。