起業家必見 【コーポレートサイト制作】の必要性と外注方法

2020年6月7日

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本記事を読むメリット

  • 口座登録や資金調達などにも必要になってくる 「コーポレートサイト」に関する知見を深められる
  • 具体的にどのくらいの予算で頼めるのか どういったところに頼めばいいのかが理解できる

コーポレートサイトとは?

コーポレートサイトという言葉は聞いたことがあるだろうか。英語の意味から推測できる人もいるもいるだろうが、簡単に説明したいと思う。英語でCorporate websiteであり、直訳すると「企業の(法人組織の)Webサイト」である。すなわち簡単にいうと、企業情報を掲載した企業の公式サイトのことだ。具体的には、「会社概要」「事業内容」「IR情報」「プレスリリース」などを主に記載する。

さて、みなさんはある特定の企業について知りたい時にどうするだろうか。自身のスマートフォンやパソコンを使って、GoogleやYahooなどの検索エンジンで検索するだろう。最近の言葉に言い換えると、いわば「株式会社〇〇」のように“ググる”のではないだろうか。このように、誰かに会社について知って貰う際にこのコーポレートサイトは活用されるのである。

企業サイトはなぜ必要?

近年では、スマートフォンの普及に伴って、気になったことを誰でもよりすぐに調べて知ることが出来るという便利な時代になった。前述したように、誰もが知り得るためのコーポレートサイトを持っていないと企業について知って貰うことが出来ないとも言える。さらに、広告や口コミなどで気になった会社を検索した時に、コーポレートサイト(企業サイト)が無ければ、「怪しい会社なのではないか」という不信感を募り、会社のイメージダウンにも繋がる。

つまり、コーポレートサイトは「どういう会社か」知って貰うための会社案内を目的としたホームページであり、したがって、企業の顔となるようなコーポレートサイトは必要不可欠だと言えるのではないだろうか。また、会社について知って貰えるということ以外にもメリットがある。例えば、コーポレートサイトを持つことによって、法人口座の開設における手続きがスムーズになる。この法人口座の開設については他の記事に詳しく記載しているので、そちらを見ていただきたい。

コーポレートサイトの相場感

ではこのコーポレートサイトを作成するにはどうしたらいいのだろうか。答えは、自分の会社で作るor外部委託するのどちらかである。 自分含め自身の会社でコーポレートサイトを作成する場合、Webサイトを作る技術がないといけない。Webサイトは、プログラミング言語(コーディング言語)を用いて作られるため、Webサイト作成に必要な言語スキルがなければ自身で作ることはまず難しいだろう。最低でもHTML、CSSを書くことが出来ないと、しっかりとしたコーポレートサイトは作り出せない。

すなわち、Webサイト作成の技術が自社にない場合は、外部委託して作って貰うしかない。その委託先は制作会社やフリーランスで、作る目的によって相場感が大きく異なる。例えば、クオリティ問わず安く済ませたいのであれば、フリーランスや個人制作会社に頼んで10万円前後で作成できるし、もともとあるテンプレートを使用したデザインであれば初期費用が無料で作成できる場合もある。逆に集客を目的に、デザインをこだわって本格的なブランディングがしたい場合、大手制作会社に頼み、相場は300万円以上となっている。パンフレットがわりとして会社説明ができる程度であれば、中小制作会社に頼み30〜50万円程度で作るのがいいだろう。つまり、クオリティと委託先によってピンキリだということだ。また、これらは初期費用のみの相場であり、別途でサーバーの保守などの運用費用がかかる場合が多い。初期費用の相場が10〜50万程度であれば運用費用は1万円程度で済む。初期費用が300万円以上の相場では運用費用が10〜30万になる。要は、概ね初期費用に比例して運用費用も上がることとなる。ただし、初期費用が格安でも運用費用を高く設定して採算を取っている場合もある為、注意が必要である。

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Webサイトを外注依頼するには?

前述ではコーポレートサイトの相場について軽く説明したが、では外部委託(外注)する場合はどうすればいいのか説明していこうと思う。

外部委託する場合は主にフリーランスや制作会社に依頼する。Web制作会社に依頼する場合は、その企業のホームページに問い合わせて依頼するのが適切である。しかし前述の通り、Web制作会社への依頼は費用が高くつく。中小規模の制作会社でも相場は50~100万円前後、大手の制作会社であれば100~300万円あるいはそれ以上かかるので、資金に余裕がなければ正直厳しいだろう。なので創業当初にコーポレートサイトを作る際は、フリーランスなどの個人に依頼すれば費用は高くつかない。フリーランスに依頼する際は、クラウドソーシングを利用するのがオススメだ。

クラウドソーシングとは、不特定多数の人の寄与を募り、必要とするサービスやアイデアなどを取得する手段である。クラウドソーシングサイトを利用して、フリーランスや個々人に依頼するのがいいだろう。例えば、日本最大級のクラウドソーシングサイト「クラウドワークス」など他にも多数あるので、クラウドソーシングを活用しよう。また、知り合いのWebデザイナーに頼んでみたり、自社制作をすればさらに費用はかからない。自社の資産や時間、目的に応じて適切な作成手段は選んでみよう。

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wordpressでコーポレートサイトの内製にチャレンジ!

これまで外注する場合の説明をしてきたが、自分で作れれば一番良いのは間違いないだろう。制作時間は取られてしまうものの、依頼費用がかからず経費を最小限に抑えることができる。前述では、Webサイトを作るにはコーディング技術が必要だと記載したが、実は例外がある。それは「WordPress」というサービスを用いてWeb制作をする方法だ。WordPressとはCMS(コンテンツマネジメントシステム)の一つで、簡単にいうとホームページを作れない人でも簡単にコンテンツを作り、管理できるサービスである。

HTMLやCSSなどのコードを書く必要がなく、Microsoft社のWordのような感覚で初心者でも文章や写真を用いてホームページ制作ができる。また、WordPressは無料で利用できるので、WordPressを利用してコーポレートサイトを作成すれば実質、経費はかからない。ぜひWordPressを用いてコーポレートサイトを作ってみてほしい。ただし、WordPressはPHPというプログラミング言語で書かれている為、不正な操作や攻撃を受けやすいというセキュリティ面の心配もあります。なので、WindowsのパソコンやiOSのように、適宜アップデートして最新版を利用し、セキュリティ対策をしよう。

まとめ

いかがだっただろうか。コーポレートサイトがあることで、他に影響することがお判りいただけただろう。コーポレートサイト自体でも依頼先は多く存在し、金額も様々となっているので、自分に合った予算とクオリティを担保できるように依頼していただきたい。

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