【勝ちたい!!】成功角度を上げる起業仲間集めの合理的方法論

2020年8月4日

この記事を読むのに必要な時間は約 12 分です。

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事業を長く存続させて成功させるには、自分一人の力では難しい。

ビジネスの成功角度を上げるために、いかに起業仲間を集めるかはとても重要である。そこで今回は、これから起業する方や起業したての経営者の方に向けて、成功角度が高くなる起業仲間集めの方法や具体的な起業仲間の募集方法とそれらの注意点を解説していく。

本記事を読むメリット

  • 起業で成功する確率を根本的に上げる為の方法論を理解できる
  • 実際にどのようなツールを使えば良いか分かる

起業には優秀な仲間が必要

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起業を考えている方の中には、「仲間がいなくても起業する」と意気込んでいる方もいるだろう。

しかし、自分ひとりだけで起業するのは想像以上に大変なことだ。起業するということは、ただやりたい事業だけに集中していれば良いわけではない。

まずは、起業仲間を集めるメリットとデメリットについて見ていこう。

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起業仲間を集めるメリット

起業仲間を集めるメリットは、モチベーションが維持しやすいことだ。

起業は華やかで成功者のイメージが強いが、実は事務仕事や雑務などの泥臭いこともたくさん行わなければならない。そのため、起業は立ち上げの時に最もエネルギーを消耗する。

したがって、ひとりで立ち上げを行うとその泥臭い作業に心が折れてしまい、起業まで至らないケースもざらにある。

しかし、起業仲間がいれば泥臭い作業も分担でき、ひとりで行うよりも圧倒的に負担は減る。

また、起業仲間がいることでひとりだけでは考えられないアイデアが浮かんだり、視野も広がるだろう。起業仲間を集めるのは、ひとりで起業するよりも成功角度が広がるのだ。

起業仲間を集めるデメリット

起業仲間を集めるデメリットは、意思決定までに時間を要してしまうことだ。

自分ひとりで起業をすれば、全ての意思決定権は自分にある。しかし、企業仲間がいると話は別で、意思決定のための会議などにより時間は長引いてしまうだろう。

また、起業仲間がいるとコスト面の負担が増える。立ち上げ時はキャッシュフローがない場合も多く、様々なコストが負担としてのし掛かる。また、株式会社を立ち上げる場合は株式分配についても議論が必要だ。

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起業仲間を集める時のポイント

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初めて起業をする人は、「どんな人を起業仲間に選びば良いのか」という疑問があるはずだ。

そこで、起業仲間を集める際のポイントを3つ紹介する。

この3つのポイントを押さえて起業仲間を選べば、仲間選びに失敗するリスクを回避でき、円滑に事業をスタートできるはずだ。

同じビジョンや志を共有できるか

起業仲間を集める上で大切なのは、「同じビジョンや志を共有できるか」である。

起業をする上で創業メンバーが同じ方向を向いていなければ、事業が失敗に終わる可能性が高くなる。

また、同じビジョンや志を持っていないと、様々な部分で意見の食い違いが生まれ、組織内に派閥ができる恐れもある。

したがって、起業仲間を集める際は自分と同じビジョンや志を共有できるのか否かを見極めて頂きたい。

泥臭いこともできるか

先程も解説したが、起業は決して華やかなものではない。

華やかそうに見える裏で人一倍泥臭いことをやらなければならず、起業仲間にその覚悟がないと心が折れてしまうだろう。

したがって、起業の華やかさに憧れを抱いて泥臭いことをやる覚悟のない人は、仲間にするべきではない。

自分よりも優秀かどうか

起業仲間を選ぶ際は、自分よりも優秀な人間を選ぶのが好ましい。

なぜなら、起業後自分ではできない状況に陥った際、自分にはないスキルがある仲間がいると、外注せずにその人に協力してもらえるからだ。

特に創業時は資金が少なく、無駄な外注費は抑えたいところ。したがって、自分よりも優秀な人を招き入れることが、起業仲間を集める上で重要である。

創業後の人材採用について知りたい人は、次の記事で具体的に解説している。

効率的な起業仲間の集め方

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起業仲間を集めるポイントを理解したところで、次は人材の集め方を解説する。

起業仲間を集める主な手段は、以下の4つである。

  • 起業仲間募集系のwebサイトを利用する
  • イベントに参加し人脈を広げる
  • 前職の同僚に声をかける
  • SNSで仲間を募集する

起業仲間募集系のwebサイトを利用する

まず活用したいのが、起業仲間募集系のwebサイトだ。大手の求人サイトに広告を掲載するためには多額の広告費用がかかる場合も多いが、起業仲間募集系のwebサイトなら無料、もしくは格安で利用できる。また同じ熱量を持った起業仲間を見つけやすいのもメリットだ。代表的なものとして、以下の3つがある。

Wantedly

自社に合う志向をもつ候補者を見つけやすく、ミスマッチの少ない採用プラットホーム。純粋に企業の理念や業務内容で応募者に判断してもらうべく、あえて年収や待遇面などの条件について記載できないようになっている。人脈を広げ、ビジネスの情報収集にも使える。

https://www.wantedly.com/projects

bosyu

起業仲間探しはもちろん、単発の仕事の依頼や仕事探し、飲み会など、ありとあらゆる「募集」を行えるサービス。応募者は応募ボタンを押すだけで簡単に応募できて、ハードルが低いのもポイント。

https://bosyu.me/

ocosba

起業仲間やコアメンバーを探したい経営者と、スキルや空き時間を活かして事業に参画したいユーザーをつなげるマッチングプラットフォーム。募集投稿を通じて、構想中・準備中のビジネスアイデアやスケールフェーズのビジネスへの参画者を探せる。また資金調達を行いたいユーザーにもおすすめだ。

https://www.ocosba.com/

イベントに参加し人脈を広げる

次に、イベントに参加し人脈を広げる方法がある。

ここで言う「イベント」とは、異業種交流会やセミナーや勉強会のことだ。

このようなイベントには、多くの起業家や起業を志している人が集まり、人脈を広げるにはもってこいの場所だろう。

事実、各種イベントでの出会いをきっかけに起業仲間になった人もたくさんいる。

優秀な起業仲間を見つけたいのなら、様々なイベントに足を運んでみてはいかがだろうか。

前職の同僚に声をかける

前職の同僚を起業仲間に誘うのも方法のひとつだ。

しかし、ここで重要なのは、職場の中で優秀だった同僚を誘うということである。どの職場にも優秀な同僚は数人程度いるだろう。そういった人材に声を掛けることが大切だ。

もし、無能な同僚を起業仲間に誘った場合、足を引っ張るだけで組織にとってマイナスの影響を与えてしまうと元も子もない。

また、あなたが現在会社員で起業を考えているなら、同僚とは良い関係性を保つことを推奨する。その方が、起業仲間として誘う際、受け入れてくれる可能性が高まるからだ。

SNSで仲間を募集する

SNSで仲間募集するのも効果的。TwitterやFacebook、Instagramなどは無料で使えて、幅広い層に目に止めてもらえる。中でもFacebookは実名のメディアで、身近な交友関係の人と繋がりやすいため信用されやすい。気軽にコミュニケーションを取りながら、近い思考を持った仲間を見つけられる。

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起業仲間を集める際の注意点

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最後に、起業仲間を集める際の注意点を解説する。

優秀であれば誰でも仲間に迎え入れて良いというわけではなく、良いビジネスパートナーになれるのかを見極めて頂きたい。

友達という理由で起業に巻き込むのは要注意

まず、友達という理由のみで安易に起業に誘うのは推奨できない。

なぜなら、いくら心が通じ合っている親友であっても、その人のスキルなどビジネス的に信頼できるのかどうかは別問題だからである。

また、もしも友達が無能で厳しい判断をしなければならない場合、私情が出てしまい冷静な判断ができない恐れもある。

したがって、気の許せる友達であっても安易に起業仲間に迎え入れるのは注意が必要だ。

お金だけで説得しない

創業初期はキャッシュフローが安定しづらく、すぐに思うような収益が得られないこともあるだろう。起業仲間を誘う段階で「この事業は稼げるから」などと伝えていたら、「こんなはずじゃなかったのに」とミスマッチになりかねない。

お金関係のやりとりでミスマッチが発生すると、関係性はいとも簡単に崩れてしまう。起業仲間同士でギクシャクしないように、お金以外のやりがい的な部分もきちんと伝えておく必要がある。また、あらかじめ想定し得るリスクを話し合い、ルールを決めておくことも大切だ。

信頼できない人と組まない

起業仲間を集める上で大切なのが、信頼できない人とは組まないことだ。

どれだけ仕事ができる人でも信頼関係が築けていないと、お互いにとって良くない結果となる。初対面で感じた違和感は、些細なものでも無視しない方が良い。「この人となら信頼関係を築けそう」と自信をもって思える相手を選ぼう。

ポジティブでない人とは組まない

ビジネスは、うまくいくときだけではない。特に信頼も実績もない創業初期は、環境が目まぐるしく変わっていくので臨機応変に対応していかなければならない。その度に一喜一憂してポジティブでいられない人とは組まない方が良いだろう。起業仲間は特に、ピンチのときこそお互いに気持ち良い関係性を保てるか否かが重要である。

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まとめ:優秀な仲間を見つけ起業を成功させよう

今回は、成功角度が高くなる起業仲間集めの方法や具体的な起業仲間の募集方法とそれらの注意点を解説した。

「早く行きたいなら1人で行け、遠くまで行きたいならみんなで行け」というアフリカのことわざがある。

事業を成功させて長く存続する組織にしたいなら、慎重に起業仲間を見つける必要がある。欲しい人物像を明確化し、SNSや知人の紹介など自分に合ったツールを活用して起業仲間を見つけよう。

 

監修税理士・公認会計士からのコメント

 

起業において、創業メンバーの重要性は言うまでもありません。
事業を成功に導きたいなら、まずは優秀な仲間を見つけてください。
優秀な起業仲間が見つかれば、あなたのビジネスはきっと良い方向にすすむでしょう。

 

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