動画編集スキルで起業は出来る?Youtubeなどで需要増大領域を解説!

2020年9月6日

この記事を読むのに必要な時間は約 9 分です。

Youtubeを始めとして、誰でも動画を投稿できるプラットフォームが増えている現代。短い時間で多くの情報を伝えることができる動画は、優れた集客ツールとしても年々注目を集めている。それに伴い動画編集スキルの需要も高まっている。そこで今回は、Youtube編集などで需要が大きくなっている動画編集領域での起業を考えている方に向けて、動画編集での起業の方法やビジネスモデルに関して解説していく。

本記事を読むメリット

  • 動画編集スキルでの起業に関して全て把握出来る

そもそも動画編集とは?

動画編集とは、Youtubeや起業の商品紹介などの動画に、より視聴者に伝わりやすく、飽きずに最後まで見てもらえるよう編集を加えていくことだ。さまざまな細かい作業があるが、メインとなるのは以下の3つの編集作業である。

  • 不要な部分のカット
  • テロップ挿入
  • 効果音の挿入

それぞれ解説していく。

不要な部分のカット

最後まで見てもらえるように、動画に不要な部分はカットして取り除いていく。時にはたった10分の動画を作るために、2時間を超える素材を編集しなければいけない場合もある。無駄な部分が多いと、動画が間延びしてしまい視聴者が離脱する原因となる。カットすることで、全体のテンポ感が良くなり、伝えたいことを伝えられる動画になる。

テロップ挿入

テロップ挿入とは、動画の内容に合わせてタイトルや字幕、メッセージなどの文字を挿入していく作業である。ただ人が話している音声だけだと、視聴者は何を言っているか理解できないこともある。テロップを挿入することで、伝えたいことを強調できる。テロップを出せる時間は限られているので、フォントで目立たせたり文字を大きくしたりとセンスが問われる。またタイミング良くテロップを挿入しなければ違和感のもとになるので、注意が必要だ。

効果音の挿入

素材の音源だけでなく、動画内に音声ファイルを入れて効果音を挿入する作業。適切な箇所に効果音があると、テンポが良くなり動画がより盛り上がる。視聴者が飽きない動画を作るためには欠かせない作業である。

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動画編集で起業する際のビジネスモデルは?

文章や写真に比べると圧倒的に多い情報量を短時間で伝えられる動画。マーケティングツールとして多くのメリットがあり、企業からの関心も高まっている。動画市場は今どんどん伸びており、今後も需要の拡大が見込める。編集スキルさえあれば、安定した案件数を獲得しやすいだろう。具体的には、以下のような案件がある。

  • Youtuberの動画編集
  • 結婚式用のムービー編集
  • 社内研修用の動画編集
  • 企業の商品紹介、会社紹介

Youtubeであれば、毎日や週に何本など更新ペースがある程度安定しており、継続して案件を受注できる可能性が高い。高度な動画編集やマーケティングなど他のスキルとの組み合わせで、動画編集の案件の幅はさらに広がるだろう。

動画編集での起業はおすすめ!

動画市場は今伸びに伸びている業界。スキルさえあれば案件の獲得はそう難しいことではなく、更新ペースの早いクライアントなら安定した仕事量を継続して受注できる可能性も高い。ロゴアニメーションやモーショングラフィックスといった高度なテクニックを身に着けるには時間がかかるが、カットやテロップ挿入などの基本的なスキルであれば比較的すぐに身に着けられる。また、そのスキルだけで受注できる案件も数多くある。

編集ソフトとPCさえあれば場所問わず仕事はできるのも大きなメリットだ。編集ソフトは、Windowsであれば「Adobe Premiere Elements」、Macであれば「Final Cut ProX」が主流。素材さえダウンロードしてあれば、インターネット環境がなくても編集作業は可能だ。最初は1人で自宅で作業していれば、初期コストをとことん低くすることができる。動画編集は、スモールスタートで手堅く安定的な収入を得られるビジネスである。

動画編集スキルでの起業までの具体的な道のり

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ここではIT受託開発事業で起業するために必要な準備について解説していく。

動画編集スキルを身に着ける

まずは動画編集スキルを身に着ける必要がある。先ほども触れた通り、カットやテロップ挿入などの初歩的なスキルを身に着けるのはそう難しいことではなく、1ヶ月ほど集中して学べばある程度のことはできるようになるだろう。動画編集スキルを身に着けるには、以下の方法がある。

  • YouTube
  • オンライン学習サイト
  • 書籍・テキスト

Youtubeでは編集ソフトのチュートリアル動画が配信されている。実際の編集画面を見ながら学べるため操作が分かりやすく、いち早くスキルを身に着けられる。パソコンやスマホがあればどこでも視聴できて、かつ無料なので、学ぶハードルも低い。体系的に学べるわけではないので全くの初心者だと少々難しいこともあるが、特定の問題を解決したい方にとっては、検索もできるため便利な学習方法だ。

Youtubeは英語で説明されている動画も多い。日本語で体系的に学びたいなら、オンライン学習サイトがおすすめだ。動画編集のプロから、レベルに合わせたカリキュラムで正しい情報を学べる。中には質問できるものもあり、動画編集を学ぶ上での疑問を解消しながら短期間でスキルを身に着けられる。

それぞれの編集ソフトに特化した情報を知りたいなら、書籍がおすすめだ。書籍は種類が豊富なため、マイナーな編集ソフトでも書籍が販売されていることが多い。

実績を作る

スキルを身につけたら、実績を作る。現在は動画編集の需要は高く、比較的受注しやすい状態にある。とは言え、実績が無ければ大きな案件を受注するのは難しい。知り合いで動画を撮影している人がいれば、その編集をさせてもらうのがベストだ。もしくは、自撮りでも良いので撮影をして、それを編集することで実績を作る方法もある。編集の過程でスキルを伸ばすこともできて、かつその動画が自身のポートフォリオにもなる

作った動画は、SNSやYouTubeにアップしておくと、動画編集者を探しているクライアントの目に留まる可能性がある。SNSを通じて、同じように動画編集を学んでいる仲間を作ることもできる。仲間がいることで、1人で勉強するよりもモチベーションを維持しやすくなったり、有力な情報を交換できたりする。

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営業して案件を獲得する

実績を作ることと並行して、営業して案件を獲得していこう。未経験からのスタートであれば、クラウドソーシングを活用するのがおすすめだ。単価が安い案件も多いが、最初のうちは単価が安くても実績になるなら受注した方が良い。ある程度実績を積んで質の高いポートフォリオを用意できたら、そこから交渉次第で高単価の案件も受注しやすくなる。YouTubeでYouTuberを探して営業メールを送ったり、動画広告を出している企業に直接営業したりするのもひとつの手だ。

起業の具体的な流れについては、以下の記事も参考にしてほしい。

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まとめ

今回は、Youtube編集などで需要が大きくなっている動画編集領域での起業を考えている方に向けて、動画編集での起業の方法やビジネスモデルに関して解説していく。今伸びつつある動画市場において、動画編集者の需要は高い。何度も制作しているうちに、動画編集でも自分の「色」が出る。「この人にお願いしたい」と思ってもらえるような動画編集者になれるよう、スキルを伸ばしていこう。

2020年9月6日ビジネスモデル